「かみさまとのやくそく」上映会

ついにこの日がやってきました。

子ども達もチケットをもぎってくれたり、

案内してくれたりたくさんサポートしてくれました。

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午前のおたがいさま上映も午後のじっくり上映も大盛況でした!!
 
午前のおたがいさま上映会は、
お子さん連れのお母さん、お父さんたちで、エネルギーが動き回ってる会場内。
お子さんの話声、笑い声、泣き声…と、とても賑やかな会でした。
子ども達の声とエネルギーに満たされた中、真剣に映像を観られていた親御さん達が印象的でした。
 
そして午後は、午前とは全く違った会場内。
とても静かで穏やかな会場の中上映会が始まりました。
そして、皆さん、始まりから、それはそれは、ぐっと引き込まれておられるように感じました。

私は、上映会の午後の部で一緒に観ていました。
上映会前に1度観ていたので、視聴は2度目でした。そして、見終わってから感じたことが、
1度目に観た時とは、全く違ったもので、その違いには自分自身、驚いてしまいました。
少しじゃないんです。全く違う感じ。
他のスタッフに話したら、「私も!!」との声。
1度目は、友人宅のテレビ画面で、子どもと数人の大人と一緒に観たという状況の違いなのか、
或は、私の中の感じるセンサーが大きく変わったのか。。
とは言え、世界は、私の内にあるものの現れなので、面白いですね

この映画は、十人十色の感じ方があり、拾うメッセージや響く部分も様々だと思います。それと同時に、観る回数を重ねる毎に、また違った感じ方にも出逢える映画だなとも思いました。
3度目はどんな感じなんだろう。。。
そんな楽しみも与えてくれた「かみさまとのやくそく」。
とても味わい深い、思いで深い映画として、私の中に刻まれました

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映画を見に来て下さった皆さま、
メッセージを下さった荻久保監督・池川先生・かがみ先生、
チケット販売・宣伝協力をして下さった皆さま、
スタッフの皆さま、
ありがとうございました!!

今日は皆さまと素晴らしい時間を作りあげられたことに感謝です。

どろんこ・松本テイラー美紀

「おむつなしダンス!!」

おむつなしダンス ♪

 

今日は、どろんこ共催の、おむつなし大行進の四回目♪

 

東山イキイキ市民活動センターで、「おむつなしダンス!! 」があり7ヶ月の娘を連れて参加しました。

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ナビゲーターは、ダンサーで、振付家の伴戸千雅子さん。

 

生後3ヶ月から1歳すぎの赤ちゃんとそのお母さんがご参加してくださいました。

 

タイトルにおむつなしダンス⁈とありますが、

べつにオムツをはずしてダンスをする…というのではありません。

「赤ちゃんにも、トイレやオマルで排泄させてあげたいね。そしてダンス♪」

といった感じです。

 

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 最初に「目的なく歩きまわりましょ~」と伴戸さん。

みんな、和室の中をプラプラ~あっちへこっちへ歩き回ります。

 

やっているうちに、身体の重みを感じはじめました。

それぞれ、自分が感じたことを話して、日々、力んで生活していることを実感!!

 

赤ちゃんとの暮らしの中で、ただただ一生懸命にやっていては、お互い息が詰まります。

ユーモアを持って、楽しく出来たらいいなぁ♪

 

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 今日は、赤ちゃんの息づかいを感じながら呼吸をするワークや、

体を緩めるストレッチを教えてもらいました。

 

 

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面白すぎる、「いない・いない・バー!!」をそれぞれが発表したり、

楽器の音にあわせて、体の動くままにダンス!けっこう皆さん大胆な動き!!

 

はじめは、かたくなっていた心と体が、

終わる頃にはユルユルに~。

フニャフニャに~。

笑い声も、高らかに~!!

大声あげて、久しぶりに笑いました!

ハッハッハッハー

 

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子供の頃って、こんなんだったかも!?って思い出しました。

参加者の皆さんと、赤ちゃん達、伴戸さんの暖かなエネルギーに満たされた一日でした。ありがとうございました。

 

ともこ

 

 

「大人も子供も共に成長する台所仕事のつくり方」 レポート

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昨日は、こどもキッチンの石井先生に、大阪から来ていただき、ワークショップを開催しました。

 

さっそく2歳から6歳の子供たちがオニギリを作ります。

大人と同じ要領で作るのは案外難しいオニギリ。ラップやトレイをうまく活用して、子供サイズのかわいいオニギリ達が出来上がりました。

 

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子供達の集中力!すごかったと思います。

オニギリを作る、という、大人からしたらとても簡単で日常的な作業ですが、

今回のワークショップでは、

入れる、やぶる、つまむ、転がす、などなど、、、

子供がやりがる作業が沢山つまっていて、実はとても奥の深い作業だったようです。

 

 

 

 

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子供達の動作は、細かい一つ一つに意味があるんですね。大人には理解できなくても、子供は日々いろんな動作で、自分を成長させていて、それを子供たちのペースで完了することがとっても大切なんだそうです。

 

そうそう、そんな子供の成長欲求をうまく取り入れて、子供が料理上手になってくれれば、万々歳なわけです。

 

オニギリのワークショップの後は、そんな石井先生独自の視点からのお話を、沢山の事例を加えながらお話いただきました。

参加いただいたお母さん達からは、「へぇー」と驚きの声も上がっていました。

大人と同じ要領で、大人が口添え、手を添えて手伝うというお手伝い以外の方法やアプローチがあるということを知って、ビックリという感じでした。

 

 

集まっていただいたお母さん達の、「子供と台所仕事がしたい!」という熱い思いが伝わってきます。質疑応答も盛り上がり、気が付けば3時(^_^.)

参加いただいた皆様、先生、長時間ありがとうございました。

子供が料理の楽しさに目覚め、長く続くお手伝いのヒントを持って帰ってもらえていたら何よりです☆

「かみさまとのやくそく」試写会

今日はスタッフで「かみさまとのやくそく」の試写会をしました。

私の正直な感想をチラッと書こうと思います。

 

この映画は研究者・教育者やたいわ士の、胎内記憶の聞き取り調査・子育ての実践・インナーチャイルドへの自己肯定ワークを通して、子どもたちと向き合う姿が撮られています。

 

「子育てで大切だと頭で分かっていたけれど忘れていた!!」

という部分を思い起こさせてくれた場面。

 

「子どもが赤ちゃんだったとき、そういう風に接してあげれば良かった。。。」

と少し後悔した場面。

 

「これってどういうことかな?」と少し戸惑った場面。

 

私はこの映画でいろんな感情を味わいました。

 

試写会の後に、ポジティブな気持ち・少しネガティブな気持ちなど、

みんなの素直な気持ちをシェアーしたのですが、

スタッフのそれぞれの想いを聞くことによって、

ジワ〜とこの映画の良さがにじみ出てくるようでした。

私は、子育てのことについて反応したのですが、

この映画は内容の範囲が広いので、

それぞれの状況・立場によってピーンとくる場面が違います。

だからこそ、いろんな方にみていただけると思います。

そして、この映画に出てくる産婦人科医の池川 明先生が核心をついた言葉を言っておられます。

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その日、スタッフの一人が、自分のこどもに胎内記憶の話を聞いてみたそうです。

そしたら、映画の内容に似た話を次々としてくれたそう!!

その話は、またいつかBlogにアップできればと思います。 

 

6月21日(土)にひと・まち交流館で上映会をするのですが、

もしチャンスがあるならば、ぜひ観ていただきたいと思います。

自分の中に沸きおこってくる感情を素直に感じてほしいと思います。

その気持ちを皆さんとシェアーして、それぞれの大切な気付きを一つでも持って帰ってもらえたら嬉しいです。

 

カナコ 

 

6月21日・京都 映画「かみさまとのやくそく」インフォメーション

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私のエンディングにまつわるオススメ絵本

どろんこ14号 ”人生のエンディング” はどうでしたか? 

感想など、聞かせて頂けたらうれしいな♡

どろんこでは毎回おすすめ本を載せていますが、書ききれないおすすめ本がいっぱいあるのです。

と、いうわけで、今回はブログでわたしのおすすめ、エンディングについて書かれた絵本を紹介してみますね。

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「ぶたばあちゃん」/ マーガレット・ワイルド
「おじいちゃんわすれないよ」 ベッテ・ウェステラ
「おじいちゃんのごくらくごくらく」 長谷川義史
「わすれられないおくりもの」 スーザン・バーレイ
「かないくん」/ 谷川俊太郎 (これは、おすすめ本に載せましたね〜)
 
そして、写真には載っていませんが、図書館で良く借りる子ども達のお気に入りの本に、
「おじいちゃんがおばけになったわけ」 キム・フォップスオーカソン があります。
 
「かないくん」以外は、おじいちゃんやおばあ ちゃんとのお別れの話ですが、
それぞれ素敵なメッセージが沢山込められています。
 
夏におばあちゃんとお別れしたばかりの息子たちですが、
エンディングがテーマの絵本を好んで選んできます。 
おばあちゃんを思い出すきっかけが欲しいのでしょうか? 
おばあちゃんの話がしたいのでしょうか?
 
”目にゴミが入った〜!” とか言い訳しながら、涙をながして話を聞く8歳の息子。
”ばあちゃんもオバケになったかな?”っと想像してみたりする5歳の息子。
 
死についての捉え方はそれぞれですが、
息子たちと一緒に、死ぬという事や死後の世界に想像をふくらませ、話す機会が増えました。
 
”かあち ゃんが死んだときには、どうなるんか、手紙でおしえてな〜”
 
なんて、会話はとてつもなくかわいく、
そして、私だって知らない死後の世界を、
なんだかワクワク想像して話してみたりするのです。
 
人生のエンディングというテーマは、話しづらく悲しいイメージになりがちですが、
絵本ひとつで、ワクワクしながら話す事もできると思います。
 
この絵本達と一緒に、エンディングについて子どもとも話してみませんか?
 
メイ

 

 4/29(祝) こどもキッチン ワークショップ

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どろんこに掲載中のコラム、

「小さなこどもの台所仕事」を担当していただいている、こどもキッチンさんのワークショップを、4/29(祝)に予定しています。

 

詳細は追ってお知らせいたします。

気になる方は予定を空けておいてくださいね。

 

 

 

さて、我が家の3歳の息子は食感にうるさく、

固いものよりフワッとしたものがよかったり、

フワッとしたものも好きだけど、サクッとしたものがよかったり、

一番の好物は生のフルーツですが、、、

 

最近おやつは、ケーキやクッキーみたいなものより、

サクッと食べれるスナック系のようなものを求めているよう。

 

でもサクッとしたスナック系のお菓子を手作りするのって難しいです。

 

そこで、サクッと系とっても簡単お助けレシピ。

 

 

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にんまりしながら切っているのはパンです。

パン作りはホームベーカリーにお任せしてます。夜セットして寝るだけです。

 

 

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そこにメープルシロップを回しかけて、

 

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混ぜます。

 

そしてオーブントースターで焼くと、ほんのり甘いラスク風のお菓子が出来上がり。

 

日によって、

ごま油×青のり、

オリーブオイル×バジル、

など、工夫してバリエーションを楽しんでます。

 

粉を振るって、いろんな材料を混ぜて、オーブンで焼いて、

なんて工程が無理~~~(>_<)な日常におすすめのレシピです。

ぜひお試しください。

「カンタ!ティモール」上映会を振り返って

 

先日、お友達が「カンタ!ティモール」の上映会を、有難いことに託児付きで企画してくれて、やっと見れました。(ほんとにありがとう!)

 

 

感想なんて、

言葉がすぐには出てこないほどの衝撃で、数日経ってやっと、自分の中でいろんなことが整理できてきたような。

 

 

 

日本という国が、第二次世界大戦以降、戦争の愚かさを知り、戦争をせず、加担せずいるのだという、とってもとっても大きな誤りを信じて30年以上生きてきたことへの衝撃。

世界中で起こる、そして現在も起こっている戦争のほとんどは、現地の人たちの意志ではなく、日本やアメリカなどの経済大国が資源確保の為などに起こす、理不尽な侵略によるもので、

それはそれを引き起こしているごく一握りの裏社会の人物たちへの莫大な利益だけではなく、私たち一般市民の暮らし方そのものにも、もちろん原因はあって。

知らなかったなんて言葉では済まされない。頭がモヤモヤどころではなく。。。

 

 

でも、この映画を見て本当に良かったと感じたのは、そんな悲しい事実を知ったからだけではない。

 

 

あれほどまでに理不尽な侵略による虐殺を繰り返された東ティモールの人たちの笑顔に溢れたこの映画。

「笑顔ってこういうものなのか」って関心してしまうほどのとびきり笑顔の子供達。

 

経済的、物質的ではなく、本当の人間の豊かさ、幸福を知っているのだと思った。

 

 

ひどい傷を負い、家族を殺された人たちが、

「悲しいけど、怒りじゃない。」と語る言葉たちの重み。

東ティモールの人たちの精神性の高さから学ぶことは、きっと計り知れないだろう。

 

 

私はこの映画を見て、どう受け止めて、どう変えていったらいいのだろう。

そんな疑問が頭をよぎりながら見ていたけど、

その答えもきっとこの映画の中に沢山隠されていて、

あと何回でも見たいと思いました。

 

 

「大地と繋がって生きなさい」

この言葉の意味を感じ、噛みしめながら、毎日を大切に生きていかなければと。

 

 

またどろんこでも上映会を企画できたらいいなと思います。ひとりでも多くの人に見てもらいたい、知ってもらいたい、感じてもらいたい映画です。

 

ふじとも